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【 登 場 人 物 】



LASTER【ラスター】

 無所属の女掃除屋。身の丈ほどの大刀を扱う。
 異様な風貌に見合う支離滅裂な言葉遣いと、気の抜けた笑顔が特徴。
 誰かと深く慣れ合うのを嫌うが、その癖、人懐っこいところがある。

近江川 由乃【おうみかわ-ゆの】

 掃除屋団体“御の字”に所属する少年。ライフルを用いた狙撃を担当。
 頭は良くないが気が利くため、何かと無意識のうちに面倒に巻き込まれる。
 兄と姉を養うため多少の無理を承知で仕事に励んでいる。

御前 真人【みさき-まひと】

“御の字”に所属する、死体工作を担当する男。元外科医。
 妻と離婚した際、巨額の慰謝料に悩まされ掃除屋になった。
 タバコと酒に溺れる怠惰の塊であるため、よく苗田に説教される。

苗田 琴乃【なえだ-ことの】

“御の字”を運営する女社長。夫と二人の子供がいる。
 端麗な顔つきと相まって、対人射撃も躊躇せず行う強心臓の持ち主。
 非常に大雑把な性質だが、時折、無意味なところに細かくなる。

芳原 仂【よしはら-ろく】

“御の字”の庶務担当。残業のせいで職場に棲みつく形になっている。
 対人恐怖症の一種で、視線を感じると声が出せなくなる症状持ち。
 普段は弱々しいことこの上ないが、電脳テロ等の知識を多量に貯蔵する。

江塚 孝馬【えづか-こうま】

 ラスター、杏美の同級生。大型ナイフを扱う。
 千代と共に二人で活動するものの、やや置いてけぼり気味である。
 最近になって九州から東京へ舞い戻ってきた。

千代 代実【ちよ-よみ】

 孝馬の相方として、重火器を用いた狙撃を担当する女掃除屋。元死化粧師。
 派手なことを好むため実績は悪いが、本能で動くため狂的な働きをすることもある。
 御前の元妻でもあり、難癖をつけて慰謝料を搾り取っている。

渡會 杏美【わたえ-あみ】

 ラスターとは小学生の頃から付き合いがある腐れ縁的友人。
 四年制大学を卒業後、出版社に入社。編集部に所属する。
 マイペースなラスターに振り回されるクセがついている不幸体質。

近江川 由宇【おうみかわ-ゆう】

 由乃の兄。現在、由唯の介護のため定職はしていない。
 脳天気でいて楽観的なため、対照的な由乃とは反発することなく折が合っている。
 ネットゲームを通じて知り合った那夕とお付き合い中。

近江川 由唯【おうみかわ-ゆい】

 由乃の姉、由宇の妹。生まれつきの脳障害のため一人で行動できない。
 言葉とは違う、感情の変化に反応して呻き声を漏らす他は、ほとんど無反応。
 由乃、由宇、那夕以外に、ラスターにも懐く。

那夕【なゆ】

 由宇の彼女。聖人君主を絵に描いたような人格者。
 世に言う漫画オタクだが、それが高じて由宇と出会うキッカケとなった。
 近江川家の実情を理解してくれている数少ない人間。

九重【このえ】

 荒川警察署・刑事課刑事二課課長。無口で無愛想な初老の男。
“御の字”にも仕事を紹介するパイプ役を担う。
 元々は正義感に燃える男であったが、ある日を境にその考えを拗らせる。

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